Rue. SATOH

"1872 年開設当時の建築がいまなお現存。"

"建物は 1935 年に送水喞筒所送水喞筒所として建てられたもので、設計は神奈川県水道局工務課の阿部文雄。RC 造平屋建、クラッチタイル貼。現役当時は内部に 8 台の送水ポンプが設置されていた。"

"附近一帯が三浦義村の館跡と伝わる。"

"社会教育館のある台地は、貫前神社の神官・尾崎氏の居館だったという。後に新館が尾崎氏から一宮氏に変わったことで一ノ宮氏館の名が出た。講堂が建つ場所が主郭と目される場所で、主郭西側の大きな堀切 (写真のように、ここに案内板が立つ) には本館と講堂を繋ぐ廊下が渡されている。堀切北側には土塁も残る。"

"かつて当地に存在した弥勒寺に因んで「弥勒屋敷」と呼ばれている城の跡地。周囲は耕地化されており明確な遺構は少ないが、五輪塔が祀られている高台が土塁の跡らしい。その西側には堀跡らしき窪みも残る。"

"徳川秀忠の小姓として仕えた前田利家五男・利孝から始まる外様・七日市藩 1 万石の藩邸。1616 年から維新まで前田家が一貫して治めた。陣屋跡は富岡高校となったが、校内に立派な御殿と土塁が残る。御殿は 11 代・利豁の頃に燃えてしまい、現在残るのは 1843 年に再建されたもの。東側に残る門は、加賀前田家の江戸屋敷の赤門に対して黒門と呼ばれたという。"